がんぎ 【雁木 】 雪よけのため,屋根の軒(のき)から出るひさしを長くし,下を歩道にしたもの。大都市の商店街(がい)の歩道にあるアーケードに似(に)ている。道がうまるほど雪がふっても,がん木の下はトンネルのように通行ができる。東北地方では,こみせともいう。◇雪の多い北陸(ほくりく)地方に多かったが,最近(さいきん)はアーケードにとってかわられ,ほとんど見られなくなった。