かんげんがくのためのこびきうた【管弦楽のための木挽歌】 小山清茂(こやまきよしげ)が九州の民謡(みんよう)『木挽歌(こびきうた)』を素材(そざい)に,管弦(かんげん)楽として作曲したもので,1957(昭和32)年に初演(しょえん)されて以来(いらい),広く親しまれるようになった。曲は,民謡(みんよう)の発生から盆踊(ぼんおど)りに使われるようになり,村から町へつたえられ,最後(さいご)に山奥(やまおく)で歌われた木挽(こびき)歌を回想するという4つの部分からできている。