かんさほうじん【監査法人】 企業(きぎょう)または個人(こじん)の,財務監査(ざいむかんさ)または証明(しょうめい)を行う,5名以上(いじょう)の公認会計士(こうにんかいけいし)を社員とする法人(ほうじん)。株式(かぶしき)会社では,会社の業務(ぎょうむ)や会計の監査(かんさ)を行う監査役(かんさやく)(人,法人(ほうじん))が必要機関(ひつようきかん)である。一定の規模(きぼ)をこえる企業(きぎょう)では証券取引法監査(しょうけんとりひきほうかんさ)は監査法人(かんさほうじん)にまかせることが望(のぞ)ましいとの財務省(ざいむしょう)方針(ほうしん)が示(しめ)されている。現在(げんざい)では,企業規模(きぎょうきぼ)の拡大(かくだい),国際化(こくさいか)によって国際的(こくさいてき)な会計監査(かんさ)が必要(ひつよう)になってきており,上場企業(きぎょう)の大半の監査業務(かんさぎょうむ)は監査法人(かんさほうじん),それも四大監査法人(かんさほうじん)とよばれる大手監査法人(おおてかんさほうじん)によって独占(どくせん)されている。⇒監査役(かんさやく)