かんしょう【干渉】 2つの波が出会って,たがいに強めあったり弱めあったりする現象(げんしょう)。2か所から発した2つの水面波が出会うと,その点の水面の上下運動が,2つの波の影響(えいきょう)で,より大きな運動になったり消えたりする場所が双曲線状(そうきょくせんじょう)に見られる。2つの波の振動(しんどう)が合成(ごうせい)して表せることを「重ね合わせの原理」という。◇干渉(かんしょう)は波の重要(じゅうよう)な性質(せいしつ)の1つで,音や光にもこの現象(げんしょう)が見られるから,音や光も波であることがわかる。