*かんとうロームそう【関東ローム層】 関東(かんとう)地方の丘陵(きゅうりょう)や台地を広くおおっている赤土(火山灰(ばい))の層(そう)。第四紀(き)更新世(こうしんせい)に,箱根(はこね)山・古富士(こふじ)山など関東(かんとう)西側(がわ)の古い火山から噴出(ふんしゅつ)した火山灰(ばい)(おもに南部)と,浅間(あさま)山・榛名(はるな)山・赤城(あかぎ)山などからの火山灰(ばい)(おもに北部)がつもったものである。コーチ 古い丘陵(きゅうりょう)・台地ほど厚(あつ)くつもっているので,丘陵(きゅうりょう)や台地などの発達(はったつ)の歴史(れきし)を知る手がかりとなる。