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*かんれいぜんせん【寒冷前線】

寒気団(かんきだんのほうから暖気団(だんきだんのほうに移動(いどうする前線。寒気(つめたい空気)が暖気(だんき(あたたかい空気)の下にもぐりこみ,暖気(だんきをはげしくおし上げるので,強い上昇(じょうしょう気流が生じ,垂直(すいちょく発達(はったつした積乱雲(せきらんうんができる。前線をはさんで70kmくらいのせまい範囲(はんいに短時間に強いにわか雨や雷雨(らいうがふり,突風(とっぷうをともなうことが多い。寒冷(かんれい前線が近づくと,まず南西風が強まり,北西方向に前線にそってならんだ積乱雲(せきらんうんがあらわれる。前線通過(つうかの少し前から急にくもって,にわか雨・(かみなり突風(とっぷうなどがおこる。寒冷(かんれい前線が通過(つうかすると北風または北西風にかわり,気温や湿度(しつどが急に下がって気圧(きあつ上昇(じょうしょうし,晴れてくることが多い。

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