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きかい【機械】

ものを組み合わせてつくり,力をあたえれば一定の動きをくりかえして,人間に有用な仕事をする装置(そうち。大昔の人は,自然(しぜんにあるものをそのまま利用(りようしていたが,やがてそれに改良(かいりょうをくわえるようになって道具が生まれた。道具よりもっと能率(のうりつのよい,より精密(せいみつな作業ができるようなものを,という欲求(よっきゅうから機械(きかいをつくるようになった。18世紀(せいきにイギリスに始まった産業革命(さんぎょうかくめいにいたって,紡績(ぼうせき織物(おりものなどの手工業が機械(きかい化され,大型機械(おおがたきかいによる大工業の時代にはいった。20世紀(せいき後半には,コンピュータの登場によるオートメーション化が急速に進み,機械(きかいは人間の能力(のうりょくをはるかにこえる作業までできるようになった。

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