きこうぶんがく【紀行文学】 文学の一形式。旅における体験(たいけん)・感想・見聞などを,その行程(こうてい)にしたがってまとめた作品。和歌や俳句(はいく)などをよみこんだものが多い。『土佐日記(とさにっき)』『更級日記(さらしなにっき)』『おくのほそ道』など。◇現代(げんだい)では,外国旅行の印象(いんしょう)記や登頂(とうちょう)記,探検(たんけん)記など分野が広がった。