きさかたじしん【象潟地震】 江戸(えど)時代の1804年7月10日,羽前(うぜん)・羽後(うご)(現在(げんざい)の山形(やまがた)県・秋田(あきた)県)の日本海沿岸(えんがん)に発生した,マグニチュード7.0の地震(じしん)。象潟(きさかた)は,八十八潟九十九島(やそはちがたつくもしま)の景勝(けいしょう)の地として有名であったが,地震(じしん)にともなう土地の隆起(りゅうき)により,一夜にして陸(りく)や沼(ぬま)となった。死者500人以上(いじょう)。コーチ 松尾芭蕉(まつおばしょう)の『おくのほそ道』に句(く)「象潟(きさかた)や雨に西施(せいし)がねむの花」がある。