ぎし【擬死】 仮死(かし)ともいう。昆虫(こんちゅう)などが外来の刺激(しげき)によって筋肉(きんにく)が硬直(こうちょく)し,一時的(いちじてき)に死んだように動かなくなる現象(げんしょう)。ハムシ・ゾウムシ・テントウムシなどの小さな甲虫類(こうちゅうるい)にしばしば見られるが,この状態(じょうたい)で葉などから下に落ち,しばらくすると正常(せいじょう)にもどって逃走(とうそう)するもので,外敵(がいてき)からのがれるのに役だつ。