ぎじょう【義浄】 (635〜713)中国,唐(とう)代の僧(そう)。671年,広州(コワンチョウ)から海路インドにおもむき,695年に約(やく)400部の仏教経典(ぶっきょうきょうてん)をもって海路で帰国。その翻訳(ほんやく)のほか,旅行記『南海寄帰内法伝(なんかいききないほうでん)』と,インド求法僧(ぐほうそう)の伝記(でんき)『大唐西域求法高僧伝(だいとうせいいきぐほうこうそうでん)』をのこした。