きしょうちょう【気象庁】 日本における気象(きしょう)業務(ぎょうむ)を行う行政機関(ぎょうせいきかん)の1つ。1875(明治(めいじ)8)年,内務省(ないむしょう)に東京(とうきょう)気象台(きしょうだい)がもうけられ,以後(いご),中央気象台(きしょうだい)をへて,1956(昭和31)年に運輸省所属(うんゆしょうしょぞく)の気象庁(きしょうちょう)に昇格(しょうかく)した。現在(げんざい)は国土交通省所属(しょうしょぞく)。地方機関(きかん)として管区気象台(かんくきしょうだい)・沖縄気象台(おきなわきしょうだい)・海洋気象台(きしょうだい)・地方気象台(きしょうだい)・測候所(そっこうじょ)などがあり,付属機関(ふぞくきかん)として気象(きしょう)研究所・気象衛星(きしょうえいせい)センター・気象(きしょう)大学校・高層気象台(こうそうきしょうだい)・地磁気観測(ちじきかんそく)所などがある。◇気象観測(きしょうかんそく)・気象通報(きしょうつうほう)・天気予報(よほう)などの気象業務(きしょうぎょうむ)のほかに,地震(じしん)・火山・海洋・地磁気(ちじき)などの観測(かんそく)や予報業務(よほうぎょうむ)も行っている。