きしょうてんけつ【起承転結】 漢詩の絶句(ぜっく)における4句(く)の配列の名称(めいしょう)。起句(きく)(第1句(く))で詩の全体の意や情景(じょうけい)を歌いおこし,承句(しょうく)(第2句(く))でその詩想を発展(はってん)させ,転句(てんく)(第3句(く))で詩想や趣向(しゅこう)を一転して変化(へんか)させ,結句(けっく)(第4句(く))で全体の詩想をまとめてむすぶ。◇転じて,小説(しょうせつ)・戯曲(ぎきょく)などの筋(すじ)の運びや構成(こうせい)をさす。ものごとの順序(じゅんじょ)。