*きぞくいん【貴族院】 1890(明治(めいじ)23)年から1947(昭和22)年まで,大日本帝国憲法(ていこくけんぽう)の下で,衆議院(しゅうぎいん)とともに帝国議会(ていこくぎかい)を構成(こうせい)していた議院(ぎいん)。皇族(こうぞく)・華族(かぞく)・勅選議員(ちょくせんぎいん)・多額納税(たがくのうぜい)者などの特権議員(とっけんぎいん)からなり,下院である衆議院(しゅうぎいん)の政党(せいとう)勢力(せいりょく)に対抗(たいこう)した。第二次世界大戦(たいせん)後,日本国憲法(けんぽう)の施行(しこう)と同時になくなった。