きたいち【期待値】 あることがらのおこる場合に,ある数量(すうりょう)が対応(たいおう)しているとき,その数量(すうりょう)の値(あたい)を,その場合のおこる確率(かくりつ)とをかけ合わせ,それらの和をもとめる。その和を,そのことがらの期待値(きたいち)という。たとえば,くじを引くときの賞金(しょうきん)の期待値(きたいち)は(賞金(しょうきん)の額(がく))×(その賞金(しょうきん)のあたる確率(かくりつ))の総和(そうわ)によってもとめられる。くじ1本についての賞金(しょうきん)の期待値(きたいち)は,くじ1本あたりの平均(へいきん)賞金額(しょうきんがく)に等しい。