きたかんとうこうぎょうちいき【北関東工業地域】 関東(かんとう)地方の北部,茨城(いばらき)・栃木(とちぎ)・群馬(ぐんま)・埼玉(さいたま)の各県(かくけん)に分布(ぶんぷ)する工業地域(ちいき)。群馬(ぐんま)県の伊勢崎(いせさき)・桐生(きりゅう),栃木(とちぎ)県の足利(あしかが)などに代表されるように,古くから製糸(せいし)や織物(おりもの)がさかんであった。現在(げんざい)は,工業団地(だんち)がつくられ,自動車・電気機器(きき)などの機械(きかい)工業がとくにさかん。コーチ 内陸(ないりく)部に工業が発展(はってん)したのは,広大な土地が確保(かくほ)でき,道路が整備(せいび)されて交通の便(べん)がよくなったため。