きたのじんじゃ【北野神社】 京都(きょうと)市上京(かみぎょう)区にある神社で,祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)。北野天満宮(きたのてんまんぐう)ともいう。道真(みちざね)の死後,京都(きょうと)では落雷(らくらい)などの異変(いへん)がしばしばおこったが,これを道真のたたりと信(しん)じ,947年その霊(れい)をなぐさめるためにたてられた。以後(いご),この神は朝廷(ちょうてい)の守護(しゅご)神,文教の神として上下の厚(あつ)い信仰(しんこう)を集めた。◇権現造(ごんげんづく)りの本殿(ほんでん)と「北野(きたの)天神縁起絵巻(えんぎえまき)」は国宝(こくほう)。