きたやまぶんか【北山文化】 室町(むろまち)時代初期(しょき)の文化。第3代将軍(しょうぐん)足利義満(あしかがよしみつ)が京都北山(きょうときたやま)にたてた金閣(きんかく)に代表され,武家(ぶけ)文化と公家(くげ)文化,禅宗(ぜんしゅう)風の中国文化がとけあわさったのが特色(とくしょく)。五山(ござん)文学や水墨(すいぼく)画が発達(はったつ)したほか,観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)父子が出て能楽(のうがく)を大成(たいせい)した。コーチ 北山(きたやま)文化は14世紀末(せいきまつ)の将軍足利義満(しょうぐんあしかがよしみつ)のころさかえた文化。これに対して,15世紀(せいき)後半の将軍義政(しょうぐんよしまさ)のころさかえた文化を東山(ひがしやま)文化という。⇒室町文化(むろまちぶんか)