ぎっしゃ【牛車】 おもに平安時代の貴族(きぞく)が乗り,牛に引かせた車。御所車(ごしょぐるま)ともいう。中国で後漢(ごかん)時代のころから使われ,日本では平安時代にさかんに用いられた。乗る人の官位(かんい)・資格(しかく)によって,多くの種類(しゅるい)や乗り方があった。◇鎌倉(かまくら)時代以後(いご)はすたれ,江戸時代にはなくなった。