キツネアザミ 水田やその近くに多く,稲作(いなさく)とともに日本にわたってきたと考えられる二年草。ロゼットで冬をこし,春に茎(くき)を立て,5月ごろにアザミに似(に)た花をつける。果実(かじつ)には,タンポポに似(に)た長い冠毛(かんもう)があって,風にのって運ばれる。高さ:60〜80cm。(被子植物(ひししょくぶつ) キク目(もく) キク科(か))コーチ 本種(ほんしゅ)のように古い時代に渡来(とらい)した植物を,史前(しぜん)帰化植物という。