アフリカ州の西部にある,大西洋に面する国。政治体制は共和制で,元首は大統領。首都:コナクリ,面積:24.6万km2(2015年),人口:1272万(2017年),言語:フランス語(公用語),フラ語,マリンケ語など,宗教:イスラム教など,民族:フラ人,マリンケ人,スース人など。
自然のようす
熱帯に属し,海岸部に低湿地の平野が広がる。中部に高地,東部に台地,南部に熱帯雨林が広がる。
あゆみ
15世紀半ばにポルトガル人が来航し,16世紀から奴隷貿易の中継地となった。19世紀末にフランスの植民地となるが,1958(昭和33)年に独立した。
産業のようす
主産業は農業で,キャッサバ・米・トウモロコシ・バナナなどを栽培している。鉱物資源はボーキサイトと金が豊富で,ダイヤモンドも産出する。金・ボーキサイト・天然ゴムなど一次産品の輸出が多い。
日本との貿易
ギニアから日本への輸出:魚介類,金属製品,電気機器など。
ギニアの日本からの輸入:一般機械,タイヤ類など。(2015年)
国名の由来
西アフリカ沿岸部の総称。ベルベル語の「皮膚の黒い人」が短縮したもの。
国旗の由来
赤は独立闘争のための血を,黄は太陽と富を,緑は農業と森林を表している。3色は「アフリカの統一」の色とされる。