キバネセセリ ハリギリの生える樹林帯(じゅりんたい)にすむチョウ。年1回,6月(がつ)から見られ,8月上旬(がつじょうじゅん)までが最盛(さいせい)期。すばやく飛(と)び,ヒヨドリバナなどの花で蜜(みつ)をすう。また,動物のふんにもよく集まる。卵(たまご)は食樹(しょくじゅ)の葉に1個(こ)ずつうみつけられるが,1本の木にまとめてうむため,ほとんどの葉は幼虫(ようちゅう)に食べつくされてしまう。開張(かいちょう):40〜45mm。見(み)られる時期(じき):6〜9月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) セセリチョウ科(か))