きほく【紀北(三重県の町)】 三重(みえ)県南部,熊野灘(くまのなだ)に面した町。東部はリアス海岸を利用(りよう)した漁業(ぎょぎょう)がさかんで,カキ・ハマチ・タイ・真珠(しんじゅ)の養殖(ようしょく)と水産加工(すいさんかこう)が行われている。海沿(ぞ)いにJR紀勢(きせい)本線が通じる。西部は日本有数の多雨地域(ちいき)として知られる大台ヶ原(おおだいがはら)に続(つづ)く山地で,木材(もくざい)やミカン・ウメ・蜂蜜(はちみつ)を生産(せいさん)。世界遺産(いさん)の熊野古道(くまのこどう)が通る。◇2005(平成(へいせい)17)年10月,紀伊長島(きいながしま)・海山(みやま)の2町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.8万(2013年)。