きみしにたもうことなかれ【君死にたまふことなかれ】 浪漫主義(ろうまんしゅぎ)の詩人,与謝野晶子(よさのあきこ)の反戦(はんせん)詩として有名。1904(明治(めいじ)37)年,日露戦争(にちろせんそう)の日本軍(ぐん)とロシア軍(ぐん)の激戦(げきせん)(旅順攻撃(リュイシュンこうげき))をニュースで知った晶子(あきこ)が,中国の戦場(せんじょう)でたたかう弟の生命を気づかって『明星(みょうじょう)』の9月号に発表したもの。