きもつき【肝付(鹿児島県の町)】 鹿児島(かごしま)県,大隅(おおすみ)半島南東部,東側(がわ)は志布志湾(しぶしわん)と内之浦湾(うちのうらわん)に面する町。中央部を肝属(きもつき)山地が連(つら)なり,町の8割(わり)以上が林野。北部には肝属(きもつき)平野が広がる。農業では早期水稲(すいとう),サツマイモ・サヤエンドウなどの野菜(やさい),マンゴーなどの熱帯果樹(ねったいかじゅ),ポンカンやタンカンなどの柑橘類(かんきつるい),飼料(しりょう)用作物を栽培(さいばい)。ほかにも林業,畜産(ちくさん)業,イセエビ漁(りょう)などの水産(すいさん)業が行われる。JAXA(ジャクサ)内之浦宇宙(うちのうらうちゅう)空間観測(かんそく)所がある。塚崎古墳群(つかざきこふんぐん)は国指定文化財(ぶんかざい)。◇2005(平成(へいせい)17)年7月,内之浦(うちのうら)・高山(こうやま)の2町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.7万(2013年)。