ぎゃく【逆】 ある命題「A ならばB である」において,A が仮定(かてい)でB が結論(けつろん)である。いま,この命題の仮定(かてい)と結論(けつろん)を入れかえて「B ならばA である」という命題をつくるとき,この命題を元の命題の逆(ぎゃく)という。たとえば命題「x = a ならば x 2 = a 2 である」の逆(ぎゃく)の命題は「x 2 = a 2 ならば x = a である」となる。◇上の例(れい)のように,逆(ぎゃく)はなりたたない場合がある。