*きゅうせっきじだい【旧石器時代】 人類(じんるい)の歴史(れきし)の大部分をしめる,素(そ)ぼくな文化の時代。数百万年も昔,猿人(えんじん)がはじめて小石を打ち割(わ)って簡単(かんたん)な石器(せっき)をつくってから,1万年ほど前に土器(どき)や農耕(のうこう)を知る前まで。この間人類(じんるい)はしだいに進化し,ことばや道具など文化をゆっくりと発達(はったつ)させたが,道具は打製石器(だせいせっき)や骨角器(こっかくき)で,採集(さいしゅう)・狩猟(しゅりょう)・漁労(ぎょろう)でくらしていた。コーチ わが国では先土器(せんどき)時代がこれにあたる。