西インド諸島中最大のキューバ島をしめる国。政体は共和政,元首は国家評議会議長。首都ハバナ。島の5分の3が平地またはゆるやかな傾斜c地で,他は山地と丘陵。気候は亜熱帯性で1年中温暖。主要農産物はサトウキビとタバコ。とくに砂糖の生産量・輸出量は世界有数で,同国の経済の基盤となっている。ニッケル・鉄・銅・クロムなど,地下資源にもめぐまれる。19世紀末にスペインから独立後,事実上アメリカ合衆国の支配下にあったが,1959年の革命でその支配から脱し,社会主義国となった。1991年にソ連が消滅したことにより,産業・経済は困難に直面している。面積:11.0万km2,人口:1126万。
国名の由来
先住民の村の名である「クバナカン」に由来するといわれる。
国旗の由来
青の3本の条は独立時の3州,白は独立運動の純粋さ,三角形は自由・平等・博愛を,赤は独立のための血,星は独立を象徴している。