ぎょうきず【行基図】 奈良(なら)時代の僧行基(そうぎょうき)が作成(さくせい)したとつたえられる日本全図。日本全図としては最(もっと)も古い形式のものである。図は簡略(かんりゃく)な国境(こっきょう)がえがかれており,国名・郡数(ぐんすう)・七道名が記入されている。北海道はえがかれていない。◇原図はのこっていないが図写され,江戸(えど)時代の初期(しょき)まで用いられた。