*きょうこう【恐慌】

資本主義経済(しほんしゅぎけいざい)で,好景気(こうけいき)から不景気(ふけいき)へとはげしくうつりかわって,経済状態(けいざいじょうたい)がひどく混乱(こんらん)すること。経済恐慌(けいざいきょうこう)・パニックともいう。恐慌(きょうこう)がおこると,産業(さんぎょう)界の活動は部分的(ぶぶんてき)または全面的(ぜんめんてき)にまひし,破産(はさん)・工場閉鎖(へいさ)・操業短縮(そうぎょうたんしゅく)などが続出(ぞくしゅつ)する。このため失業(しつぎょう)者はあふれ,人々の生活は苦しくなる。また,預金(よきん)者は銀行が倒産(とうさん)するのをおそれて,預金(よきん)の引き出しにおしよせて金融恐慌(きんゆうきょうこう)を引きおこすこともある。

コーチ

これまで最(もっと)もはげしかった恐慌(きょうこう)は,1929年にアメリカ合衆国(がっしゅうこく)に始まって,そのあと,世界の資本主義(しほんしゅぎ)諸国(しょこく)に連続的(れんぞくてき)に広がっていった世界恐慌(きょうこう)である。

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