きょうさく【凶作】 農業において作物の収量(しゅうりょう)が広範囲(こうはんい)な地域(ちいき)にわたって平年作以下(いか)である状態(じょうたい)。多くは干害(かんがい)・冷害(れいがい)・風水害(ふうすいがい)などの気候(きこう)的(てき)な原因(げんいん)によっておこるが,病虫害(びょうちゅうがい)の大発生によることもある。近年は品種改良(ひんしゅかいりょう)や栽培技術(さいばいぎじゅつ)の進歩によって,凶作原因(きょうさくげんいん)をかなり安全に回避(かいひ)できるようになった。