*きょうせい【共生】 2種(しゅ)の生物がたがいに利益(りえき)をあたえあうような形の生活様式。アリとアブラムシ,根粒細菌(こんりゅうさいきん)とマメ科植物などがその例(れい)。カクレウオとナマコのように一方のみに利益(りえき)があり,他方には利益(りえき)も害(がい)もない場合は片利共生(へんりきょうせい)という。これに対して,前の例(れい)のように双方(そうほう)に利益(りえき)のあるものを相利共生(そうりきょうせい)という。◇一方が利益(りえき)を受けて他方が害(がい)を受ける状態(じょうたい)を寄生(きせい)という。