きょうそう【競争】 生物が食物・日光・生活空間・配偶者(はいぐうしゃ)などをうばい合うこと。競合(きょうごう)ともいう。種(しゅ)と種(しゅ)との間に見られる種間競争(しゅかんきょうそう)と,同種(どうしゅ)の個体(こたい)と個体(こたい)との間に見られる種内競争(しゅないきょうそう)とがある。過密(かみつ)になるほど競争(きょうそう)ははげしくなり,衰退(すいたい)したり死滅(しめつ)したりする個体(こたい)もでるが,これは種(しゅ)にとって不利(ふり)なことではなく,強者生存(せいぞん)が種(しゅ)の環境適応(かんきょうてきおう)や進化をうながすことになる。