きょうとごしょ【京都御所】 京都(きょうと)市上京(かみぎょう)区の御苑(ぎょえん)内にある旧(きゅう)皇居(こうきょ)。明治維新(めいじいしん)まで天皇(てんのう)が住まわれていた。ただし,今の場所は平安京の内裏(だいり)ではなく,一時期だけ住まわれる仮(かり)の皇居(こうきょ)(里内裏(さとだいり)という)であった「土御門内裏(つちみかどだいり)」の跡(あと)という。1332年,光厳天皇(こうごんてんのう)がこの地で即位(そくい)され,皇居(こうきょ)と定められて以来(いらい)のものである。