*きょくとうこくさいぐんじさいばん【極東国際軍事裁判】 第二次世界大戦(たいせん)後,ポツダム宣言(せんげん)にもとづいて,連合国側(れんごうこくがわ)が日本の戦争犯罪(せんそうはんざい)人に対して行った国際裁判(こくさいさいばん)。東京裁判(とうきょうさいばん)ともいう。1946(昭和21)年に開かれ,1948年までの2年6か月にわたって行われた。連合国側(れんごうこくがわ)は平和に対する罪(つみ)などで満州事変(まんしゅうじへん)以来(いらい)の日本の侵略(しんりゃく)を責(せ)め,東条英機(とうじょうひでき)元首相ら7人の絞首刑(こうしゅけい),16人の終身禁錮刑(きんこけい),禁錮(きんこ)20年が1人など,全員が有罪(ゆうざい)とされた。