きりとおし【切り通し】 山・丘(おか)などを切り開いてつくった道路。武家政権(ぶけせいけん)がおかれたころの鎌倉(かまくら)(神奈川(かながわ)県)は,三方を丘陵(きゅうりょう)にかこまれた要害(ようがい)の地で,名越(なごし)・朝比奈(あさひな)・巨福呂(こぶくろ)坂・亀ヶ谷(かめがやつ)坂・化粧(けわい)坂・大仏(だいぶつ)坂・極楽寺(ごくらくじ)坂の7つの切り通しが開かれた。