きんこう【錦江（鹿児島県の町）】

鹿児島(かごしま）県，大隅(おおすみ）半島南部，鹿屋(かのや）市南隣(どなり），西側(がわ）は鹿児島湾(かごしまわん）（錦江湾(きんこうわん））に面する町。稲作(いなさく），野菜(やさい）・タバコ・茶などの栽培(さいばい）や畜産(ちくさん）が主な産業(さんぎょう）。南部に連(つら）なる肝属(きもつき）山地には，タブノキ・アカガシなどの広い照葉樹(しょうようじゅ）林がある。稲尾岳(いなおだけ）の森林は国の天然記念物(てんねんきねんぶつ）。町名の由来になった錦江湾(きんこうわん）には，イルカが生息。◇2005（平成(へいせい）17）年3月，大根占(おおねじめ）・田代(たしろ）の2町が合併(がっぺい）して成立(せいりつ）。人口：8700（2013年）。