*きんにく【筋肉】 動物体を構成(こうせい)する組織(そしき)の一種(いっしゅ)で,体壁(たいへき)をつくったり,運動をつかさどったりしているもの。横じまのある横紋筋(おうもんきん)と,横じまのない平滑筋(へいかつきん)とがある。骨格(こっかく)に付着(ふちゃく)して運動を行う骨格筋(こっかくきん)は横紋筋(おうもんきん)で,消化管(かん)などの内臓壁(ないぞうへき)をつくる内臓筋(ないぞうきん)は主として平滑筋(へいかつきん)(心筋(しんきん)は例外(れいがい))である。横紋筋(おうもんきん)の多くは意思(いし)によって運動する随意筋(ずいいきん)であるが,平滑筋(へいかつきん)は自律的(じりつてき)にはたらく不随意筋(ふずいいきん)である。どの場合にもその運動は収縮(しゅうしゅく)によるもので,神経(しんけい)によって支配(しはい)されている。コーチ 心筋(しんきん)は不随意筋(ふずいいきん)であるが横紋(おうもん)をもつ。