きんにくぞうきょうざい【筋肉増強剤】 男性(だんせい)ホルモンの一種(いっしゅ)で,タンパク質(しつ)を同化する働(はたら)きの強いアナボリック・ステロイドのこと。本来は薬品で,未熟児(みじゅくじ)や栄養失調(えいようしっちょう)者の治療(ちりょう)に使われるが,それをスポーツ選手(せんしゅ)が体力をつけるために使用して問題となった。国際(こくさい)オリンピック委員会は1976年から使用を禁止(きんし)した。