きんりせいさく【金利政策】

中央銀行が，経済(けいざい）の状態(じょうたい）によって公定歩合(ぶあい）（中央銀行が一般(いっぱん）の金融機関(きんゆうきかん）にお金を貸(か）しだす場合の利子(りし）の割合(わりあい））を動かすことによって通貨(つうか）の総量(そうりょう）を調節(ちょうせつ）し，間接的(かんせつてき）に物価(ぶっか）や景気(けいき）の安定をはかろうとすること。日本では中央銀行に相当する日本銀行が金利政策(きんりせいさく）を実施(じっし）していたが，1994（平成(へいせい）6）年の金利(きんり）自由化により，公定歩合(ぶあい）の変動が一般(いっぱん）の銀行に影響(えいきょう）をあたえなくなったため，公定歩合(ぶあい）の操作(そうさ）は金融政策(きんゆうせいさく）の手段(しゅだん）ではなくなった。