*きんるい【菌類】 おもに吸収型(きゅうしゅうがた)の従属栄養(じゅうぞくえいよう)を行う真核(しんかく)生物の一群(いちぐん)。子のう菌類(きんるい)・担子菌類(たんしきんるい)・変形菌類(へんけいきんるい)・卵菌類(らんきんるい)・接合菌類(せつごうきんるい)などの真菌類(しんきんるい)をいう。植物界の一群(いちぐん)としてあつかわれてきたが,近年は生物を動物界,植物界,菌界(きんかい)に分け,植物とは別(べつ)のものとする。この場合,物質循環(ぶっしつじゅんかん)のうえでは植物が生産(せいさん)者,動物が消費(しょうひ)者,菌類(きんるい)が分解(ぶんかい)者となる。◇広い意味では細菌類(さいきんるい)をふくめることもある。