ひとまとまりの言葉のこと。
(1)短歌や俳句で,はじめの5音を第1句,つぎの7音を第2句といったり,短歌で5・7・5音を上の句,7・7音を下の句といったりするように,韻律上のひとまとまりの単位をいう。
(2)俳句や,連歌の発句(第1句)を句ということもある。これらの場合は5・7・5音のまとまりをいう。
(3)文法では文節と同じ意味に使ったり,文のことを句といったりする。文の終わりにつける句点(。)の名はここからきている。
(4)語句・慣用句というときの句は,いくつかの単語のむすびついた意味上のひとまとまりをいう。