くぎょう【公卿】 明治維新(めいじいしん)以前(いぜん)の上流貴族(きぞく)。大臣(だいじん)を公,大納言(だいなごん)・中納言(ちゅうなごん)・参議(さんぎ)および三位以上(さんみいじょう)の貴族(きぞく)を卿(きょう)といい,両者をあわせて公卿(くきょう)という。平安時代に貴族(きぞく)がさかえるとともに家柄(いえがら)が固定(こてい)し,明治維新(めいじいしん)までつづいた。