クサボケ 山野に生える落葉小低木(ていぼく)。茎(くき)の下部は地をはい枝(えだ)を出してそう生し,枝(えだ)のかわったするどいとげがある。葉は互生(ごせい)し広倒卵(こうとうらん)形で,ふちには細かいぎざぎざ(きょ歯)がある。花は朱紅(しゅこう)色で,葉に先だって開く。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。果実(かじつ)は球形で,8〜9月に黄熟(おうじゅく)する。高さ:0.5〜1.0m。花期:4〜5月。分布(ぶんぷ):本州(関東(かんとう)地方以南(いなん))・四国・九州。(被子植物(ひししょくぶつ) バラ目(もく) バラ科(か))