クシャナちょう【クシャナ朝】 中央アジアからおこって北インドまで支配(しはい)した,イラン系(けい)の王朝(1〜3世紀(せいき))。東西文明の接点(せってん)にあり,貿易(ぼうえき)でにぎわい,国際的(こくさいてき)な文化をもった。カニシカ王のもとで仏教(ぶっきょう)が保護(ほご)され,ガンダーラ美術(びじゅつ)がさかえた。◇クシャン朝ともいう。