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くじらざ【〈鯨〉座】

晩秋(ばんしゅうから(ふゆにかけて南天(なんてん(ひく位置(いち(える星座(せいざ(おおきな星座(せいざだが,(あかるい(ほしがほとんど(られない星座(せいざである。クジラの心臓(しんぞうのところのο星(オミクロンせいはミラとよばれ,典型的(てんけいてき長周期(ちょうしゅうき変光星(へんこうせい周期(しゅうき332日)として有名(ゆうめいである。したがって,肉眼(にくがん(えるくらい(あかるくなる時期(じきと,肉眼(にくがんでは(えないような(くら時期(じきがくり(かえされる。

星座(せいざ(さが(かた

10月中旬(ちゅうじゅんの0(ごろ,11月中旬(ちゅうじゅんの22(ごろ,12月中旬(ちゅうじゅんの20(ごろに,(みなみ(そら(えるようになる。

星座(せいざ(かんする神話(しんわ

クジラといっても,((えた((ものクジラの姿(すがた(あらわしたものである。母親(ははおやである古代(こだいエチオピア王国(おうこく王妃(おうひカシオペヤが,海神(かいじんポセイドンの(いかりを(ったために,(むすめのアンドロメダ王女(おうじょは,ポセイドンが(おくりこんだ((ものクジラのいけにえにされることになった。しかし,アンドロメダが((ものクジラにひとのみにされそうになったとき,天馬(てんばペガススにまたがったペルセウス王子(おうじ(そらからかけおりてきて,退治(たいじしてきたばかりのメドゥーサの(くび((ものクジラに(きつけた。((ものクジラはたちまち(いしとなって海中(かいちゅう(しずんでいき,アンドロメダは無事(ぶじ(たすけられたとされる。

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