クスサン 平地でもきわめてふつうに見られる大型(おおがた)のガ。年1回の発生,9〜10月頃(がつごろ)にあらわれる。卵(たまご)で越冬(えっとう)し,幼虫(ようちゅう)は,6〜7月頃(がつごろ)にさまざまな広葉樹(こうようじゅ)の葉を食べて育ち,たわら形で,網目状(あみめじょう)のまゆをつくってさなぎになる。開張(かいちょう):115〜130mm。見(み)られる時期(じき):晩夏(ばんか)〜初秋(しょしゅう)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)・奄美大島(あまみおおしま)・沖縄島(おきなわじま)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) ヤママユガ科(か))