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**くとうてん【句読点】

文章中の,言葉の切れめを(しめ読点(とうてん(、)と,文の終わりを(しめ句点(くてん(。)のこと。

句点(くてんの使い方の(れい

文を完全(かんぜんに言いきったとき,その終わりにつけるが,倒置(とうち省略(しょうりゃくの文,また「 」の中の文にもつける。ただし,小説(しょうせつの中の会話文など,一般(いっぱん向けの作品では句点(くてん省略(しょうりゃくするのがふつうである。

用例

「見えたぞ、船が。」「かれは『明日は休みます。』と言った。」など。なお,引用の『 』の語句(ごくにはつけない。

用例

「これが有名な『椰子(やしの実』の詩碑(しひです。」など。

読点(とうてんの使い方の(れい

(1)文中の意味の切れめにつける。

用例

「何をするか、考えてみよう。」

(2)主語をしめす「は」「も」などのあとにつける。

用例

「父は、アメリカへ行った。」

(3)対等に並列(へいれつする語句(ごくの間につける。

用例

京都(きょうと奈良(なら歴史(れきしを学ぶ。」

(4)文頭に接続詞(せつぞくし副詞(ふくし独立(どくりつ語などがきたときにつける。

用例

「さあ、がんばろう。」など。

コーチ

いろいろなケースがあるが,句読点(くとうてんのつけ方ひとつで,文の意味がかわってくることが多い。

用例

A「ぼくは(きながら、にげる弟を追いかけた。」B「ぼくは、(きながらにげる弟を追いかけた。」(いているのは,A「ぼく」,B「弟」となり,2つの文の意味は(ことなってくる。自分のつたえたいことを正確(せいかく表現(ひょうげんするために,句読点(くとうてんのつけ方に注意しよう。

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