くどやま【九度山(和歌山県の町)】 和歌山(わかやま)県北東部,紀ノ(きの)川中流南岸の町。果樹(かじゅ)・花栽培(さいばい)や製材(せいざい)・織物(おりもの)業が主。特産(とくさん)物は九度(くど)山の富有柿(ふゆうがき)・高野(こうや)紙。真田昌幸(さなだまさゆき)・真田幸村(さなだゆきむら)父子が世間から離(はな)れ,生活を送った地としても知られる。高野山(こうやさん)への参詣(さんけい)道「高野山町石道(こうやさんちょういしみち)」が通る。「女人高野(にょにんこうや)」とよばれた慈尊(じそん)院がある。橋本(はしもと)市にまたがる玉川峡(たまがわきょう)は自然豊(しぜんゆた)かな景勝(けいしょう)地。人口:4800(2013年)。