*クヌギ【<櫟>】 山野に生える落葉高木。葉は互生(ごせい)し,左右不整(ふせい)で,ふちにはぎざぎざの刻(きざ)みがある。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。雄花穂(ゆうかすい)は若枝(わかえだ)の下部からたれさがり,雌花穂(しかすい)は上部に1〜3個(こ)つく。堅果(けんか)は大型(おおがた),ほぼ球形で,翌年(よくねん)10月に褐色(かっしょく)に熟(じゅく)す。殻斗(かくと)には多くのりん片(ぺん)が密生(みっせい)する。高さ:8〜17m。花期:5月。分布(ぶんぷ):本州(岩手(いわて)県・秋田(あきた)県以南(いなん))・四国・九州・台湾(たいわん)・朝鮮(ちょうせん)半島・中国東北部・ヒマラヤ。(被子植物(ひししょくぶつ) ブナ目(もく) ブナ科(か))